おはようございます。

昨日の夜、30分雪かきしたので、
安心してスリッパで外に出てしまった

秋田俊弥(あきたとしや)です(^^;)


道路は雪かきしましたが、
家の前の玄関はしていませんでしたf^^;




さて、

サラリーマン時代の30代は
バリバリ仕事をする営業でした。


会社の目標は、必ず達成するものだ
達成しないことはあり得ない、
と真面目に思っていました。


実際100%達成する
「達成マシーン」のようにやっていました。


そんな30代に部下を持たされました。


それが、なぜか!
結果が出ない人間ばかり持たされる。


営業もうまくいかない、
企画でもうまくいかない人


技術としても使えないので
営業に回そうという人

などなど。


30代のわたしは、
そういう部下を持って
毎日椅子から立ち上がり

怒鳴り散らしていました
 (I!%”(>0<)” 疋−哽〜


「なんで、おれのところには
こういう奴ばっかり来るんだ!」


毎日毎日イラついてました。


40歳のとき、
初めて課長になったとき
まわりの人に言われました。


「秋田さんのメンバー
めちゃくちゃやっかいな
3人ばかり集まったよね」


その言葉を聞いて、
やっとわかりました!


「神様は、
簡単ではないメンバーを寄こして
おれを鍛えていたんだな」


それから、
マネジメントの本を買いあさり
ある本と出会いました。


ケン・ブランチャード
「1分間マネージャー」


この本には、衝撃を受けました。
そして、「これならできそう!」
と思いました。


ポイントは、

一人一人、項目別に目標を立てる。
その目標を押し付けるのではなく
部下と合意をする。


おもしろいのは、

部下が合意しない場合は、
1ケ月は、部下の考えを尊重する
という点です。


案の定、
3人のうち1人が
わたしの考えに合意しませんでした。


研修では優秀だった新入社員です。


そこで、わたしはこう言いました。

「1ケ月は、Nくんの考え通りやろう。
それで、もしうまくいかなかったら
僕の考え通りやることでいいかな?」



結果、
2週間たったある日、
営業から帰ってきたNくんが言いました。

「わたしのやり方では、限界です。
秋田さんの考えで教えてもらえますか?」


Nくんは、優秀だけれども
人の話を聞けずに、
先輩方に煙たがられていました。


なによりも、
自己流でやっていたので
まったく契約にならない。


そんなNくんが
「わたしのやり方でやらせてください」
と言って、うまくいかない。


かなりプライドが、
ズタズタだったと思います。


それでも、

「1分間マネージャー」の教えの通り
合意しない場合は、部下に従う
ことをしていたので、

Nくんから「教えてもらえますか?」
と謙虚になれた。



そのとき、
わたしは、Nくんの謙虚さが
めちゃくちゃうれしかったです^^)/


「Nくん、
その謙虚さがあれば大丈夫」

と声をかけました。


その2年後、
わたしは、その会社をやめましたが
Nくんは着実に結果を出し続けました。


なにより、そのことを
会社をやめたわたしに報告してくれたこと
とてもうれしかったです^^)


あらためて思うのは、
部下がわたしを成長させてくれた。


そして、

ケン・ブランチャード
「1分間マネージャー」
には助けられました^^



◆今日のポイント


いやな出来事が起こったときこそ
なんのためなのか?考えよう!