こんにちは、

最近お腹がへっこまないと思ったら、
散歩をさぼっていることに気が付いた

秋田俊弥(あきたとしや)ですf^^;;;


さて、仕事を成功させるために
大切な要素の一つが
【お客さんを大切にすること】
だと思っています。


それを瀬戸内寂聴さんの言葉を聞いて
改めて思いました。


瀬戸内寂聴さんは
小説家で僧侶で
“強烈に愛に生きる人”
として有名ですよね。


今日は、その
瀬戸内寂聴さんの名言を
紹介したいと思います。


====================

私は多く傷つき、
多く苦しんだ人が好きです。

挫折感の深い人は、その分、
愛の深い人になります。

====================

こういう言葉を聞くと
熱い言葉だなぁ~と涙が出てきます。


そして、この名言ピッタリの
エピソードを持っているのが
工務店を営むMさんです。


工務店といえば、一般的には、
「どんな家を建てたいんですか?」と
一通り聞いた後、「では、お任せください」
と言ってしまう人が多いのですが、、、


Mさんは
『家を建てる時は、家族全員の思いを
 聞かないと、しあわせになれない』
という信念から、丁寧に要望を聞きます。


本当に愛の深い人なんです。
   ^^^^^


「でも、1軒、家を建てるのに、
 家族全員の話を聞くって、
 そんな手間をかけるの?」

そう思う人もいるかもしれません。


過去のMさんも、
ここまでしていませんでした。


俺は、お客さんのことは、よ~くわかってる
と自信を持っていました。


だけど、ある日、
幼馴染に頼まれた
新築建築の初打合せの日に、
すっぽかされたことで、、、

俺は今まで、お客さんのことをわかってると
思ってたけど、本当にそうだろうか?

お客さんは俺のことを
信頼してくれているんだろうか?

こんなことで、これから、
仕事を続けていけるんだろうか?


深く傷つき、自己不振に陥り、
仕事が手につかなくなるほど悩みました。


そして、決心します。


『もっとお客さんの気持ちを知ろう、
 もっとお客さんに寄り添おう』


すると、こんなことが見えてきました。


新築を建てようと計画しているお家で、
そこのおばあちゃんだけが
浮かない顔をしている。


今までなら、
そのまま話を進めていたMさんですが、
今回は、おばあちゃんに声をかけます。


じっくり話を聞くと、、

「ここはおじいさんが建ててくれた家やから、
 家を建て替えるんやったら
 うちが死んでからにして、

 おじいさんの思い出を
 なくしたくないねん」


これがおばあちゃんの本心でした。


そこでMさんは、

「ばあちゃんの気持ちはよぉ~わかった

 ばあちゃんを泣かすようなことは
 絶対せぇへん!

 ちゃんと、じいちゃんの思い出を残して
 ばあちゃんが暮らしやすい家にするから」

と約束します。


そして、その通りの家を建てたことで、
おばあちゃんも家族も満足する家を
建てることができたのです\(^o^)/


こんな風に、
家族一人一人に寄り添っていくことで、
絶大な信頼を得て、

ちょっと不具合が起こった時
リフォームが必要になった時
建て替えが必要になった時

Mさんが言うまでもなく、
お客さんの方から声がかかるようになります。


そして、営業活動をしなくても
仕事が入ってくるという、
驚異の仕事をしています。


なのでわたしは、Mさんのことを

「相手のことを自分以上に大切にする人」

と呼んでいます。


Mさんにそう言うと、

「秋田さんは、いつも
 うれしいことを言うてくれるねぇ~」

と言うかもしれません(^^)


それにしても、
自分以上に相手のことを大切にする人です。


まさしく
深い愛で生きている人です。


わたしもMさんを見習い、
クライアントがうまくいかない時、
言いにくい正直なところを話してもらって
     ^^^^^^
それを100%肯定して支えていきます!




◆今日のポイント


『自分以上にお客さんのことを大切にしよう』