おはようございます!
息子が髪の毛をシルバーに染めてきてた
のを見て、心の中で「おれもやりたい」
と思ったけど、言えなかった(//∇//)
「2文字宣言オリジナルストーリー作成」
専門家・秋田俊弥です。
耳にピアスに、
髪の毛はシルバーアッシュ、
息子は、だれに似たんでしょう?
さて、
先日、ドラマ『北の国から』で有名な俳優、
田中邦衛さんが亡くなられました。
脚本家、倉本聰さんが、
田中邦衛さんを、
『北の国から』の黒板五郎役に選んだ理由を
このように話していました。
「黒板五郎役の候補には
高倉健さん、藤竜也さん、
西田敏行さん、中村雅俊さんもいました」
そうそうたる俳優陣ですよね!
その上で、なぜ、田中邦衛さんなのか?
ですよね^^)/
その理由が、こちらです。
「黒板五郎のモデルである、
僕みたいな欠陥だらけの人間は
誰だろう、誰が一番、情けないだろうって
みんなで話し合ったんです。
そしたら文句なく邦さんで。
男の情けなさをやろうって言ってて、
見事にそれが出た」
この言葉を聞いたとき、
思わず、倉本聰を抱きしめたくなって
しまいました(笑)
なぜかというと、、、
ふつう、ドラマって、やっぱり
見栄えやカッコよさ、有名であることが
重要じゃないですか?
視聴率を取らないといけないので。
そこを、
「僕みたいな欠陥だらけの人間は
誰だろう、誰が一番、情けないだろう」
という点を選択基準においたところ。
よく見せるのではなく、
一番、自分みたいな人間は誰なのか?
「人柄」にフォーカスしたところです。
田中邦衛を選んで
「男の情けなさをやろうって言ってて、
見事にそれが出た」わけです。
ドラマを見て共感した人は、
「おれもそうだわ。この情けなさ同じ」
と田中邦衛を”自分ごと”に感じた
んじゃないか、と思うのです^^)/
じつは、去年コロナになってから
「新規集客が激減した…」
「初対面の人が会ってくれない…」
という声が増えました。
多くの人は、オンライン化など
集客方法ばかりに
目を向けますよね。
でも、
コロナが突きつけた究極の問題はなにか?
わたしは、これではないかと思うのです。
それは、なにか?
というと、、、
あなたという”顔”(人柄)が
^^^^^^^^^^^^^^
見えないことへの恐怖・不安
^^^^^^^^^^^^^
見ず知らずの顔が見えない人
が近づくことへの潜在的恐怖・不安
です。
「この人、大丈夫だろうか?」
じゃあ、
あなたという”顔”
を見せるというとき、
なにが問題なのかですよね。
「やっぱり人で共感してもらいたいです」
「わたしの人柄をわかってもらいたい」
と思っている人はいるんです。
ところが、
見栄えやカッコいい自分ではないと
受け入れてくれないんじゃないか?
という「思い込み」があるんですよね。
その「思い込み」が
いざ、行動に移そうとすると
人柄ではないところを見せようとする
理由だと思うのです。
でも、そんな堂々と人に見せるような
【人柄】ってあるんだろうか?
って思いますよね。
じつは、
もう、すでに、あるんです!
気がついていないだけなんです^^)/
もう一度いいますね。
もう、すでに、あるんです!!
先日も、
「2文字宣言オリジナルストーリー作成」
セミナーで、
ある参加者に質問しました。
「Mさんは、お客さんから、
〇〇〇〇ですねぇ~
と言われることありませんか?」
すると、Mさんは、
「誠実、まじめ、親しみやすい、
あと、話しやすい、ですか…」
と答えました。
そこで、わたしは、
「もっと、えっ!?そんなところ?
と思ったことはないですか?」
と聞きました。
Mさんは、ちょっと考えて、
「『天然ですね』と言われます(笑)」
と話してくれました。
わたしは、
「それ、めちゃくちゃいいですねぇ~!」
と絶賛し、こう質問しました。
「そのお客さんは、かなり親しい方ですか?」
Mさんは、
「とても親しいお客さんです」
と答えてくれました。
わたしもMさんを見ていて、
「天然」というのが、
一番親しみのある【人柄】
に感じていたのです。
親しいお客さんから言われた
【人柄】をスルーして、
見栄えのいい自分を見せようとするから
上手くいかない、だけなんですよね。
『北の国から』がヒットしたのも、、、
「僕みたいな欠陥だらけの人間は
誰だろう?」
「男の情けなさをやろう」
としたからですよね。
◆今日のポイント
『一番親しいお客さんに自分の【人柄】を
聞いてみよう!』