こんにちは^^)

1月23日に松本市長野市に行くので
今からウキウキしている

秋田俊弥(あきたとしや)です(^O^)


4人の方とお会いしてきます^^)
3人は初めて(#^^#)



さて先日、
ヤフーニュースのこのタイトルに
思わず目が止まりました。


「サウジの元代表戦士
 「日本人への真意ではない」と謝罪」


なぜこのタイトルに目が止まったのか・・・
それはわたしが13歳の時の話です。


中学に入り、将来を見据えて
高校・大学を選ぼうとしていた
ある日のことです。


「お前は医者に向いている」

と親父に言われたんです。


そう言われて、
勉強のできないわたしは、
心底困ってしまいました(-”-)


なぜなら、親父の言葉が
「医者になれ!」
という命令に聞こえたからです(//∇//)


このとき、
どうして「医者に向いているのか」
言ってくれれば、よかったのですが、
親父は何も言いません。


わたしも理由を聞けないまま

「おれは医者になれるんだろうか?」

という不安で怖くなりました。


その後も親父には
「医者になれ」
と言った理由は聞けませんでした。


「ただ、医者になるために
    ^^^^^^^^
 勉強しなければならない」
 ^^^^^^^^^^^

という思いだけで、いつも、
“どうしたら成績が上がるかばかり”を
考えていました。


あれから40年・・・


53歳のとき、わたしは
やっと親父に、なぜ中学の時、
「医者に向いている」と言ったのかを
聞くことができました。


すると親父は
「お前は、手先が器用だから
 医者が向いていると思ったんだ」
と言うんです。


「なんだ、そんなことだったのか」

わたしは拍子抜けしました。


ただ、次の瞬間、思ったんです。


では、あの言葉は命令でなく、
わたしの得意なことを
アドバイスしてくれただけだったのか!?


それがわかって、冷静に思い返すと、

「医者になれ」

が命令に聞こえたのは
勉強のできないわたしの負い目でした(> <)


親父はわたしのことを認めて、
可能性の一つを示したに過ぎなかったんだ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
と気づきました。


なので、40年前
「おれは医者になれるんだろうか?」
と不安になった自分にこう言いたいです。


「人の言葉を勝手に思い込むなよ(笑)」


つまり、
勝手に思い込まない
ということが

“真意を聞く”

ことだと思うんですね。


親父に真意を聞けたことで、
わたしも気になっていたことを聞けました。


「ところで、
 おれが7年かけて卒業した時の
 学費はどうしたの」


すると、親父は
「65歳からもらう予定にしていた年金を
 60歳からもらうことで何とかした」
と言いました。


それを聞いて、いまさらだけど、
「おやじ、悪かった」
と心の底から謝りました。


40年前、わたしに
親父の真意がわかっていれば、

「医者に向いている」を
「医者にならなければいけない」

と誤解することも、
40年もわだかまりを抱えることも
なかったのです。


このことに気づいてから、
親父はもちろん、
他の人にも、気になることがあれば
その場で聞くようにしてます。


今回、ヤフーニュースのタイトルに
目が止まったのは“真意”という言葉に、
親父を思い出したからでした。



◆今日のポイント


『納得いかないことを言われた時は、
 その真意を聞こう』