こんにちは^^)

息子の大学の演劇発表会を見に行ったら、
長いセリフよく覚えられるなぁと思った

秋田俊弥(あきたとしや)です(^^)


コロナ後の30年の世界を描いた作品。
川村毅さんの「オール・アバウトZ」。


コロナ禍を過ごした息子たちの世代こそ
この劇をやる意味があるということで
川村さんが息子の大学で演出指導を。
https://news.yahoo.co.jp/articles/597a593568c1e3c9b566a8ceaed192dc42a9271a



さて、
今日のテーマは、こちらです。

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社長さんから契約をいただいたけど、
その後、紹介は出ないんですけど、
どうしたらいいですか?

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仕事っぷりを信頼されて契約にはなるけど
紹介は出ない方、結構多いと思います。


いい仕事をするから、
自動的に紹介が出る、わけではない…


今日は、
せっかくいい仕事をしているのに、
「紹介のチャンスをここで逃してますよ!」
という事例をもとにお話したいと思います。


結論から言うと、

社長さんが話すささいなことだけど、
気にしていることを逃さない!

ことが、紹介へつながります^^)/


これは、
保険営業のAさんのお話です。


初めて出会ったときに、
社長さんに聞く「3つの質問」があります。


「3つの質問」とは、
・どんなお仕事をされているのですか?
・いつからこの仕事をされているのですか?
・どんなきっかけがあったのですか?


Aさんは、
商工会議所のセミナーで、初めて
不動産会社のY社長とお会いしました。


名刺交換後、
「3つの質問」をしました。


すると、
Y社長は、いろいろ話してくれました。

・お父さんが不動産屋さんだった
・大学は土木部を専攻
・卒業後、測量士になる
・3年後、お父さんの仕事をつぐ
・家族みんなで年1回旅行に行く


この話の中で、
一番印象的だった話を選んで
ハガキを出しました。


その後、
「先日の話を聞いて、もっと
Y社長の話を聞きたくなりました」
と電話すると、快くOK。


そこで、
わたしがオススメしている
「社長インタビュー」をしました。


後日、
インタビューした内容を文字お越しして
持って行くと、

Y社長は大喜び。

「こんなことやってくれるんだ。
こんなことをやる人いないよ。

こうやってまとめてくれると、
振り返りになって、ありがたい」


そして、
「また、いつでも来いよ」
と、Y社長は言ってくれました。


「また、いつでも来いよ」
こう言ってもらったら、うれしいですよね。


そうやって、その後、1,2回通うと、
「色々話したいから、飲み行こうよ」
と言われる関係になりました。


飲みに行った席で、
「おれは保険屋さんと飲みに行ったこと初めて」
と言われ、保険の相談になり、
その後、契約になりました。


問題は、ここからです。

せっかくいい関係になったら、
親しい方を紹介してもらったら、
うれしいじゃないですか?


月1回、Aさんは、
Y社長と飲みに行っているそうです。
その中で、Y社長がポロっとこう話しました。

「娘も年頃で…だんだん離れていっちゃうなぁ〜
淋しいんだよねぇ~」


ここで、
「わたしには娘がいないですけど、
その気持ち、わかりますよ」
と答えてしまっては、台無しです(><)


「わかって」はいけないんです(笑)


阿川佐和子も『聞く力』の中で
「安易に『わかります』と言わない」
と書いています。


Y社長も
「わかってほしい」
のではないと思うのです。


では、
こういう時に何と言うと、
Y社長がよろこんで、
紹介が出る可能性が高まるのか?


たとえば、
「ちなみに、
娘さんは、今、何をされているんですか?」

「娘さんは、時々帰ってくるのですか?
帰って来たら、何と声かけをするんですか?」

「娘さんとのやり取りで、
どんなことが嬉しかったですか?」

「娘さんのことで、
どんなことが気になっていますか?」

こんな風に、
Y社長の娘さんへの気持ちを聞く
といいと思うのです。


そうすると、
娘さんのことを紹介してくれる可能性が
出てきます。


また、
わたしだったら、こう聞きます。

「Y社長みたいな娘さん想いの社長さんて
素敵ですねぇ~

ちなみに、
Y社長みないにお子さん想いの社長さん
身近にいらっしゃいませんか?」


そうすると、
かなりの確率で、
「ああ、あいつは、めちゃくちゃ、
子ども想いだねぇ」と言います。


今度3人で飲みに行きたいですね、
と言えば、
「それはいいねぇ」と言ってくれます。


こんなところに「紹介の種」がある
ことに気がついてもらえたら、
うれしいです(^^)/


Aさん、
つぎY社長と飲んだ時、
聞いてみてくださいね^^)/



◆できる人になるための「聞き方」のポイント


相手が大切にしている人について
どんな人なのか、どんな想いがあるのか
聞いてみよう!


<今日の参考文献>
阿川佐和子 『聞く力』(文春新書)