こんにちは^^)

札幌の実家で寝たら寒くて目が覚めたら
布団をかけていなかったことに気づいた

秋田俊弥(あきたとしや)ですf^^;;;


さすが、北海道、夜はめちゃくちゃ寒いです。
北海道の方、寝る時はお腹を出して
寝ないように気をつけてくださいね^^)/



さて、
先日のメルマガで、人の話聞いて、

「わかって」はいけないんです(笑)

という話を書きました。

*昨日のメルマガ
⇒ https://sokketsu.site/archives/6163


この点に集中して、コメントをいただきました(笑)

「『わかって」はいけない…というところに
感動しました」

「簡単に『わかります~』と言ってはいけない
というのが新たな発見でした」

「ついつい『わかりました!』と言っている
自分がいることに気づきました(><)」


そこで、
今日のテーマは、こちらです。

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お客さんの話を「わかる」のではなく、
どういう聞き方をしたらいいですか?

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多くの人は、
よかれと思って、話を聞いているとき、

元気よく!すぐに!
「わかります!」と言ってしまいますよね。


話してくれた方に失礼がないように、
沈黙の時間をなくすように…


話してくれた方に、「聞いてますよ」
と感じてもらいたいと思って…


話してくれたことに、何らかの反応を
しないといけないと思って…


よかれと思って、
「わかります!」と言っていると思います。


再度、言いますね。

「わかって」はいけない(笑)


では、
話を聞くとき、「わからない」で
どのように聞いたらいいか?
についてお答えしますね。


その前に
あの養老孟司さんが
『ものがわかるということ』
の中で、興味深いことを言っています。


要約するとこんな感じです。

「わかる」には、
外部から脳への「入力」と
脳から外部への「出力」の
セットが必要だ。

「心」というのは、
そもそも「共通性」を持っている。
「共通性」とは、お互いに通じていること。

それが、「わかる」ということ。


この本を読んで思ったのは、

話を聞いて「わかった」というのは、
養老さんの言う「入力」のみだと。


だから、
安易に「わかった」と言ってはいけない。


話を聞いて「出力」して、
「共通性」を感じたときに、
「わかる」ということになると理解しました。


そう考えると、、、
話す人が求めているのは、
話をただ聞いてほしいのではなく、

「自分のことをちゃんと受け止めてくれる」
ことだと思うのです。


では、
ただ話を聞いてわかるのではなく、
「自分のことをちゃんと受け止めてくれる」
と感じてもらうために、どうしたらいいか?


養老さんの言う「出力」とは、
どのようにしたらいいのか?


一言でいうと、

相手に【確認】する


具体的に、どう【確認】するかというと、

話を【聞く】
 ↓
気になったことを【訊く】

「『○○○○○○』と話されましたが、
○○とはどういうことですか?」
 ↓
自分なりに感じたことでいいか
相手に【確認】する

「Aさんがおっしゃりたいことは、
○○○○ということでいいですか?」
と、【確認】する。


そこで、
相手が、

「わたしが言いたかったことを
うまく言葉にしてくれて、ありがとう」

と、笑顔で言ってくれたらOK。


そこで、
1つ、【わかり合えた】となる。


「わかる」ことのゴールは、
わかるのではなく、
【わかり合う】こと。


【わかり合う】ことが、
養老さんの言う「心の共通性」
ではないかと思うのです(^^)/




◆できる人になるための「聞き方・訊き方」のポイント


気になったことを【訊く】。
そして、自分なりに感じたことを
相手に【確認】しよう!

<今日の参考文献>
養老孟司
『ものがわかるということ』(祥伝社)