こんにちは^^)

「秋田さんは、自分のこと全くわかってない」
と、あるコンサルタントに言われた

秋田俊弥(あきたとしや)ですf^^;;;


自慢ではないですが、人一倍
自分のこと見えないんです(//∇//)


だから、
人の話をニュートラルにきけるという
メリットもあるんですよ(笑)



さて、
今日のテーマは、こちらです。

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なぜ、塗装会社が、食品ロス削減のお店を
始めたと思いますか?

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つくづく、
人って不思議な生き物、だと思うのです。


だって、
塗装会社が、食品ロス削減のお店を始めることに
つながる理由があるとは、不思議ですよね^^)


でも、
そこに、人の魅力がある、と思っています。


今日のお話をする前に、
”こども食堂”って聞いたことありますか?


こども食堂:
貧困家庭や孤食のこどもに対して、
無料や安価で栄養のある食事や
温かな団らんを提供する場。


2022年12月現在、
全国に、7000ケ所あるそうです。


今回登場いただく、
しらかわ工芸社会長の中根喜一郎さん。
本業は、塗装会社経営です。


それが、この8月に
食品ロス削減のお店
「エコイート神戸白川台店」をオープン。


なぜ、
塗装会社が、食品ロス削減のお店を始めたのか?
気になったので、理由を聞いてみました。


そのお話の中で出てきたのが、
”こども食堂”の話でした。


中根さんは、ポロっとこう言ったのです。

「引け目のある子供は、こども食堂に行けない」


なぜかというと、、、

親が、貧困家庭だと思われるので、
「こども食堂に行くな」と言うそうです。


貧しさを、引け目に感じるが故の悲劇です。
そして、表面には出て来ないが、
このような子供はたくさんいるそうです。


食品ロス削減のお店を開いた理由の一つが
このような貧しい子供たちのためだそうです。


わたしは、中根さんの
「引け目のある子供は、こども食堂に行けない」
という事実への視点すごいと思ったのです。


そして、
なぜ、引け目のある子供のことが気になったのか?


中根さん自身も
同じような体験をしていたからなんです。


人のよいお父さんが、知り合いの保証人になり
そのせいで、会社が倒産。


愛知県から神戸へ、家族6人夜逃げ
同然で逃げてきました。


神戸で6畳一間で家族6人が生活。

「貧しく、給食のない夏休みが嫌いだった」

と、中根さんは話します。


それが、
中根さんに、貧しさによる”引け目”を
生んだそうです。


その後、
お父さんは、神戸市白川台で
塗装会社、しらかわ工芸社を立ち上げる。


中根さんは、
2代目として、社員25人の会社に育てる。


2017年には、
息子さんに会社を引き継ぎ、会長職に。


そんな時、
会社の常務の川脇さんの中学の同級生が
生活困窮者の支援と食品ロス削減を両立
させるNPOを立ち上げたことを知ります。


川脇さんは、
ご自身も小さいころ貧しかったため
同級生の話に共感したそうです。


そして、
「会長、こういうことをやってる人がいるんですよ」
と、中根さんに相談します。


中根さんは、ご自身の体験から
「いいことやなぁ」と賛同します。


お父さんが、
倒産から立ち直り、会社を興した
白川台の地元に恩返ししたい想いもあり
中根さんは、お店を始めることを決意。


貧困がなくなり、子どもが笑顔になれば
お母さんも笑顔になる。
お母さんが笑顔になれば、家庭も明るくなる。


中根さんは、このように思っているそうです。


8月お店を開き、
毎日100人以上の方が来店するそうです。


お店にいらした方が
最近、地元の神戸新聞に投稿されました。

「私たちも理念に賛同し、やさしさの輪を
広げたい」


ちなみに、
「日本一親切な外壁塗装専門店」
と、中根さんの会社は掲げています。


*中根喜一郎さんの親子3代のストーリー
⇒ https://shirakawa-kougeisha.com/company/story/


*エコイート神戸白川台店の新聞記事
⇒ https://tinyurl.com/297waxve



◆信頼されるストーリー作成の「作り方」のポイント


過去のつらい体験が、
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